モンティニーの狼男爵

パーフェクトブルーのモンティニーの狼男爵のレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.0
続、今敏監督作品。

結構ハードだった。特に前半。
『パプリカ』に比べて構造がだいぶ複雑だったけど、現実・創作・妄想の同時進行系は意外と初めて観た。それぞれにリスペクトも感じて、監督の癖(へき)みたいなのも面白かった。
20年以上も前の作品で、未だに根本としてある問題提起。社会が全く付いて行けてない感。
「全ての人に見せているであろう多面的の自己も含めて、本来の自分であり、どれが虚構とかでは無い。」の反証っぽい。