ブサ猫太郎

チャイルド・プレイのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)
3.2
殺人鬼が死ぬ間際に魂を移した子供向け人形が誕生日の子供の手に。そこから奇怪な事件が次々と起こっていく。

殺人鬼の魂が宿った人形が大暴れする物語🔪🩸

『チャイルド・プレイ』シリーズの原点となる1作目。製作されたのが88年と思ったよりも最近ではあるものの、やはり技術的でチープさを感じてしまう場面も。

元々が子供向け人形だから力技で人を殺すのは違和感を持つし、ナイフもどう見てもおもちゃだから怖さをあまり感じない。そうした点はホラー映画として有名タイトルなだけに残念ではあった。

しかし、殺人鬼の魂が宿っているだけにチャッキーのキャラクター性は抜群!昨今はリメイク版『チャイルド・プレイ』や『ミーガン』などAI設定のキャラが増え、核となる部品を壊せば勝ちというラストが多い印象。けれども、本家チャッキーの動力となっているのは殺人鬼の魂。どれだけ人形を破壊しようが襲いかかってくる執念は驚きがあり面白い。