2011年に製作されたこの映画を、いま、劇場公開に踏み切ってくれたことにまず感謝したい…!この10年でジェンダーに関する世の中の意識もだいぶ変わってきたことも改めて感じさせられた。
主人公はまだ子どもだけれども、ひとりの人間であって、彼(彼女)の葛藤を観るのは辛い部分もあった。それでも、妹の純粋な家族愛と、リザの「ミカエルを理解したい」という寄り添い方が何よりの救いだった。
主人公にはこれから先、色んな困難が待ち受けているのかもしれないけれど、妹やリザとの絆を大切にしながら幸せになってほしい、とわたしも心の底から思いました。妹ちゃんかわい〜。