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つぐないのくのネタバレレビュー・内容・結末

つぐない(2007年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

嘘で始まり嘘で終わる。
妹の嘘は絶対にダメなのだけど、13歳の無垢な少女に卑猥な手紙を見られて、情事を見られて、何もフォローをしないのもどうかと思った。
あの嘘が嫉妬から来た意図的なものなのか、ロビーへの嫌悪感からきた思い込みなのか。

「贖罪」とは、相手が許すかどうかというよりも、自らが罪と向き合い自分のことを許せるかどうか、という側面のが大きいのかも。特に今回のような相手が亡くなって物理的に償いが不可能な場合。エゴで独りよがりなものだな。

登場シーンからベネディクト・カンバーバッチへの嫌悪感があったのだが、間違っていなかった。
結婚した2人の真意が気になる。

海辺を歩く長いワンカットが印象的だった。
今まで見たことない反戦映画。
く