つぐないの作品情報・感想・評価

「つぐない」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

悲しいラブストーリーだった。1つの嘘から、離れ離れになってまったセシーリアとロビー。
事の重大さを分かっていないブライオニーには腹が立って仕方なかった。

好きな相手が自分ではなく、自分の姉に向けられている心情は正直いい気持ちはしない。嫉妬が大きくなり、彼女なりの復讐なのではと感じた。

犯してしまった罪は消せないけれど、罪の意識を持ちながらブライオニーは今日に至っているのだと思った。
マキューアンの『贖罪』が原作ということで、かなり身構えて観始めたけれど、小説ほど、前振りの長さに疲れを感じることもなかったので、小説で苦手意識を持たれた方にもぜひ観ていただきたいなと思う。

たった1つの小さな嘘。思春期特有の、妬ましさ、好奇心、正義感によって、ほぼ反射的に引き起こされた行動。
それが、取り返しのつかない事態を招いてしまう。期せずして、誰かの人生を大きく左右してしまうということ。

とことん、救いのない最後。
イギリス社会、大戦、この世界に充満する不条理の姿に、やり場のない思いで胸がいっぱいになる。

正直、ブライオニーの罪滅ぼし理論は、理解に苦しむけれど、彼女が背負っていかねばならない重さには、思い馳せることができる気がした。

シアーシャ・ローナンの演技がすごい、、濁りがないからこそ、激しく鋭い感情が迸る様は、観ていて気圧されてしまう。

マカヴォイは、相も変わらず素敵過ぎる。
『プライドと偏見』が大好きなので、同監督のこちらもと思って観たけれど、これ辛すぎる・・・。音楽と映像は本当に美しいけれど、気軽に何度も観られない。。素晴らしい映画でした。
嫉妬だけじゃなくて、自分の事を愛してくれてるんだという勘違いもあったから、如何わしい言葉に絶望も嫌悪も姉を守らなきゃという気持ちもあったんだと思うと、許す事は出来なくてもあの涙にマカヴォイも責める事は出来なかったんじゃないかと思う。特に脳ベロンのシーンは忘れられない。ヘビーな贖罪だわ…。
注目は、新人シアーシャ・ローナン
少女の動揺と嫉妬・・・そんな感情さえ理解できない年頃の彼女を誰が責められましょう
タイトルまんまの痛く、切ないラブストーリー
よくある貴族の大したことない恋愛模様を描いた作品かと思いましたが、こんなつぐないになるとは思わなかったです。思ってた以上に壮大な物語でした。キーラ・ナイトレイはやっぱりよかったです。
aya1839

aya1839の感想・評価

3.8
償えてない…
ブライオニー、わたしは好きじゃない。
ドクターストレンジのお兄さんがはしゃいでしまっていた。
Elle

Elleの感想・評価

3.8
キーラにジェームズにシアーシャってキャストが最高すぎる💯
ベネディクト・カンバーバッチ割とちょい役だったけどいい味出してた
13歳の少女の妄想によって狂わされる愛し合う二人の人生、、、
償うって難しい

このレビューはネタバレを含みます

2007年。原作はイアン・マキューアンの"Atonement"(2001)。すべての発端となった事件が起こる第1部、ダンケルクへと撤退するロビーの視点から語られる第2部、ブライオニーの病院勤務の様子を描いた第3部、1999年のブライオニー視点のエピローグという構成。原作と違う点=ブライオニーがロビーに告白しない/ 少年の足のエピソードがカットされている/ ロビーが母の幻を見る/ マルセル・カルネの『霧の波止場』、ニュースリール映像、インタビューの挿入。セシーリア=シー=水の連想。ブライオニー=語り手=神。
ちゃむ

ちゃむの感想・評価

4.9
正直に言えばジェームズ・マカヴォイ目当てで興味を持って観賞しました。
ですが、話が進めば進むほど惹き付けられ、見終わったあとにまで残るほどの衝撃でした。
また、映像のワンシーンごとがとても美しくて、美しいからこそ余計に残酷で悲しいように思われました。とても心をしめつけられましたが、本当に見て良かったと思う映画です。
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