点心

つぐないの点心のネタバレレビュー・内容・結末

つぐない(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 「文学作品の実写化」で静かな感じかと思ってたら、戦争シーンのダイナミックさがすごい。ダンケルク、鬼のような長回しがあったよ!? どうやって撮ったの!?

 上流階級のキーラ・ナイトレイ演じるセシーリアと、使用人の息子ながらケンブリッジに進んだジェームズ・マカヴォイ演じるロビー。2人はお互いの愛を確認するが、セシーリアの妹で13作品歳のブライオニーは2人の様子を誤解する。
 その夜15歳になるセシーリアたちのいとこローラに起きた事件について、ブライオニーはロビーが犯人だと証言しロビーは刑務所に送られる…。

 シアーシャ・ローナンがうまいので、初恋の人への気持ち、大人の2人への違和感、嫌悪感などの表し方が上手…!!!! 

 ほかもカンバーバッチなどキャストが豪華。(絶対怪しいやんと思ったけど…)

 戦争シーンの悲惨さがきつかった。ロビーが見る、女の子たちが犠牲になってるシーンと、ブライオニーが病院でひどい怪我の兵士たちを見る対比。ダンケルクの長回し。馬や戦車を銃殺したり壊したりしながら「ケガしてるやつは置いていく」って聞いて、ケガを隠しながら進み続けるところとか。戦地で会った部下? がやさしかった。

 吹き替えで見たんだけど、序盤セシーリアが「おやじさん」って言ってたのが気になった。言うか?
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