初代「仮面ライダー」の劇場版第1作目となる今作。
これ劇場用で作られた新作じゃなくテレビシリーズの13話目を東映まんがまつりの一編として上映した作品と後で知った。
原子力発電所のバリアを破る為にプロサッカー選手の男を改造人間に仕立て発電所を襲い東京を火の海にする事を目論むショッカーを倒すために仮面ライダーの本郷剛は戦いに挑むと言うのが大まかなストーリー。
物心ついた時は「クウガ」とか「アギト」がテレビでやってたけど「仮面ライダー」作品はこれまで全く通った事が無くて「シン・仮面ライダー」が初めてマトモに見た仮面ライダー。
「人間を改造する技術は持っているのに怪人にキック力を増強させる技術とかは持ってないのか」という大きな疑問は感じるが敵側も仮面ライダーと同様にショッカーによって望まれない改造をされた悲しき存在という少し悲哀を感じさせる設定は好き。
人形という設定にしてはどう見ても中に人が入っていてプルプル動いてるの分かるシーンがあったり全体的に雑というか勢い任せな作品。
ただこの雑な感じも悪い方に作用してなくて逆に「これはこれで味がある」と感じる。
