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太平洋の翼のhummingbirdのレビュー・感想・評価

太平洋の翼(1963年製作の映画)
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痛快だったり、笑わせたり、泣かせたりと盛りだくさんの脚本を、手際よく見せ、盛り上げる監督の確かな手腕を感じた。見せ場たっぷり。
加山雄三と夏木陽介が対立し、それをマコちゃんが高笑いでおさめる場面が楽しい。だからこそ、その後ああなるのは「そんなー!」と思った(そういう加減がとてもうまい)。三船の「死ぬのは駄目だ」の演説にはジーン。
ラストは納得がいかないけど、「人間魚雷回天」を作った監督なので、体当たりに対して特別な思い入れがあったのかな?

「没後十年 森繁久彌と松林宗恵監督」@新文芸坐
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