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牛乳屋フランキーのhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

牛乳屋フランキー(1956年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

中平康の4作目だと思われる。撮影は姫田真佐久。

六平太(フランキー)が牛乳配達に慣れてくるころからグググっとおもしろくなる。壁にやたらと日活映画のポスターが貼ってあったり、宍戸錠(さわやかイケメン役)の手紙が日活映画のタイトルばかりだったり。

沢村國太郎と六平太のおじいちゃんの名コンビぶりも、とても楽しい(他にも、原作者が出演していたり、宍戸錠を気に入ってる女優さんは本人役だったりするらしい)

映像はどの程度誰の意見なのか分からない。六平太がアパートに牛乳配達をする長回し(六平太の動きに合わせて音楽がゆっくりになっていく)。スクリーンの奥へ延々と走っていく姫田真佐久のよくやるカットは2回ある。走る電車と六平太のシーンはスクリーンプロセスではないような?

フランキーと中原早苗の歌(中原早苗はものすごくなまっている役)、フランキーの謡というのか?も。
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