アイアンマン

伯爵夫人のアイアンマンのレビュー・感想・評価

伯爵夫人(1967年製作の映画)
3.5
《チャップリンレビュー63作品目🎩》


尊敬する偉大な映画人、チャップリンがアメリカから国外追放され、晩年を過ごしたスイスで暮らしながら、人生の最後にメガホンをとった作品🗣🎬📣


主演は…ちょ〜大御所(^_-)☆

マーロン・ブランド&ソフィア・ローレン共演

ジャケットから想像するようなシットリ感なラブストーリーなんかじゃなく(^_^;)これはラブ・コメディなんですよ(´∀`)

興行的には不振だったと言われるが、チャップリン・ファンとしては貴重な作品!

2大俳優と肩を並べてチャップリンの二男、シドニー・チャップリンも出てるんですよね〜(´∀`)
「ライムライト」に主演した時の少年が、こんなおじさん…いや失礼(^^; こんな良い俳優さんになったんなんて…マーロン・ブランドにも全く引けを取ってませ!うつむいた表情や目元なんかは、お父さんのチャップリンそっくり(*゚▽゚)ノ

このシドニーの他、ダンスホールではチャップリンの娘、ジェラルディン・チャップリンが出演し、ナース役では妹のジョセフィン・チャップリンが出演(^-^)

正に〝チャップリンファミリーMovie〟


船内の客室に鳴り響くブザーに驚き、慌てふためく演出はチャップリンならではのコメディシーンだけど、今では古典的で、日本でも多く使われてますよね(^^)

ところで「チャップリンは出てるの?」
…と、よく聞かれるけどσ(^_^;)?

はい!カメオ出演ですが、2回ほど白髪の姿で出てきます(՞ټ՞☝

船の揺れを、船外の波の荒さにリンクさせ表現する辺りは過去のチャップリン短編集「移民」や「船乗り生活」でやってた演出そのもの(^∇^)

今作のテーマ曲「愛のセレナーデ」も勿論、チャップリンの作曲🎵良い曲です(´-ι_-`)♪

通常のラブコメディ作としては、あまり評価には値しないけど( ˘ω˘ )…全編を通じては、追放の身となった映画大国アメリカ🇺🇸への未練と言うか憧れのようなものがヒシヒシと感じられる。。
だからこそ、数年後の「アカデミー賞名誉賞」に選ばれ、アメリカの地で、オスカー像を手にしたチャップリンの表情が忘れられない…

(´-`).。oO ( ・ᴗ・̥̥̥ )

♡ℒฺℴฺνℯฺ Chaplin 🎩♡
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