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ペーパー・ムーンのkanappeのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.6
It’s Only A Paper Moon〜♪

素敵な音楽から始まる映画。
ずっと気になっていた映画でしたがやっぱり面白かった…!
聖書を売って小銭を稼ぐ詐欺師モーゼ・プレイと親をなくした少女アディ。
ミズーリの叔母の家までを車で行くロードムービーです。
最初は互いを利用し合っていたけど、だんだん2人は相棒のように心を通わせていって…。

最近ロードムービーを3本ほど見たのですがどれも面白くてびっくりしてます。
ロードムービーってインパクトや火薬の量 を強調するアクションと違って会話劇がメインだから人を選ぶし難しい作品かなって思ってたんです。
ですがペーパームーンは特におじさん&少女の組み合わせが黄金比率で見ていて全く飽きない!

「紙のお月様でもあなたが信じてくれるなら本物のお月様」
It’s Only A Paper Moonの歌詞ですが、結局無難に行けばペーパームーンってアディがモーゼに抱く「お父さん像」だったのでしょうか。
2人は本物の親子みたいで…と言いたいところでしたが残念ながら2人は本物の親子!!
アディ役のテータム・オニールはこの作品で助演女優賞を最年少で受賞していると聞き納得…。
素晴らしい映画でした…!
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