ふたば

ギルバート・グレイプのふたばのネタバレレビュー・内容・結末

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

2024年5月27日、00:33
3回目くらいかな?観直すの。心が疲れている時に癒されたくて観るんだよね。

ロン毛の濃い顔、長瀬みたいでかっこいいジョニデ。働き口の常連の奥様から手を出されるのだが、コブ付きのおばさんだからジョニデは嫌々かなぁ?

街にふらっと寄ってる女性に恋するんだけど、ただこの街に若い女がいないのでよく見えるだけで、私にはこの色気ない女のどこがいいのか理解できない。→ 一目惚れはないけど、話すほどに知性など感じて、女性らしさやエロティックさでなく芯のある人間、自分の知らない世界を知ってる、自分にないものを持つ女性として興味をそそられる。

この不倫してるおばさんの旦那さん、しっかり働いてて地位もありそうで奥さんが取り乱しても子供思いで、ヒステリー起こした奥さんの焦がしたクッキーも「まだ食える」と慰めてくれて、いい人だよ。→ 子供用ビニールプールで溺死。奥さんの仕業なのか?真実は不明。

アーニー(ディカプリオ)が塔に登ってしまい逮捕され、心配したおかんは精神疾患あるのに、息子への愛でついに立ち上がった!拘置所に向かう車が、肥満のおかんが座ってる側に傾いてるのが面白い。

姉がアーニーの誕生日のケーキを作ったんだけどアーニーにぐちゃぐちゃにされてしまい、代品をついにライバル店に買いに行くジョニデ。ケーキの箱を持って店を出るとオーナーと鉢合わせる。オーナーの顔が面白い。

ついに誕生日の日、母親に会いたいと言ってた彼女に母親と合わせる決心がついて、挨拶にいく。母親は父親の自殺でメンタルを病んで太り人から笑われるのが傷付いて誰にも会いたくなかった。けど、彼女は人を笑うような人間性じゃなかったから挨拶させてもらえた。

その後、母親にも心の変化があらわれて、自分からずっと居場所にしてた椅子から階段をあがって2階のベッドに行くようにがんばった。しかしそのベッドで横になって眠ったまま自然死してしまう。だがお母さんが重すぎて遺体を運び出せず、もしかして家ごと燃やしてしまった?→ ずいぶん豪快だね。

それから約1年後、また車でこの地に戻ってきた彼女ベッキーに再会。たぶん一緒にこの町を出たのかな?

再会を喜んで抱擁し合うシーンで終わり。
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