ずが

蛇の道のずがのネタバレレビュー・内容・結末

蛇の道(1998年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

リメイク版が公開するとのことで先にこちらを鑑賞。考察のしがいがありそうな深い作品でした。香川照之さんが演じる人物の娘が拷問、強姦されたのち殺されて犯人に復習するというストーリー。哀川翔さんの淡々とこなす冷徹さも素晴らしかったが、香川照之さんのサイコじみた演技が凄すぎた。ラストの拷問を強制的に見させられるシーンの時のイカれた演技力はとんでもなかった。

ラストの倉庫での撃ち合いの際に大量のテレビから流れる声は恐らく新島の声で殺された娘は宮下では無く新島の娘だったのではと推測。宮下は普段から拷問動画の販売を行っており、そういう動画を見すぎた為か新島の殺された娘を自分の娘だと錯覚してしまっているような気がした。そこを利用して組織ごと潰した計算高さが新島の数学講師の部分と繋がってくると感じた。全ては計算通りだったという考察。
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