俺は、アメリカという国が嫌いでねぇ…
寅次郎が人種差別主義者すぎて引く。ゴミ人間な上に、差別まで。ほんまにロクな奴じゃないです。初っ端から寅次郎の部屋で、デラウェアの仕分けしてて、いきなりキレるシーンは笑う。
今作ではアメリカ人の俳優さんがとらやに居候するという、今までにないストーリー。1人外国人がいるだけで、見違えるくらい別の映画のようでした。
気持ちを伝えるのがストレートなマイケルさんは、人妻だろうとお構いなし。惚れたら突撃です。でも、女性に予め逃げ道を用意してあげるあたりが紳士やったりする。
ステレオタイプな日本人より、外国人に惚れてしまう気持ちも凄い分かった。
マイケルさんのせいで、ヒロインは霞むものの、メインヒロインの娘さんが中々可愛い。林寛子っていう女優さんらしいですが、この当時20歳で英語も話せてべっぴんさんでした( ^ω^ )
一応ヒロインはそのお母さんで、しっかりおばさんなので、個人的には娘さん一択。
ちょっとアメリカロケもあったという、シリーズ随一の意欲作。あともう一回くらいマイケルさんが出る回があってもなぁと素直に思いました。
シリーズ25作見てきたけど、ストーリーとヒロイン共に上々。