JackBurton

ゾンビコップのJackBurtonのレビュー・感想・評価

ゾンビコップ(1988年製作の映画)
5.0
リーサルウェポンかつロボコップのゾンビ版と言えばいいのだろうか。異色バディものの快作!
白昼堂々宝石店強盗が起こりSWATまで出動。その犯人はかなりの銃弾を浴びたがなかなか死なず。何故ならその2人は既に死んでいて、死亡解剖記録が残っていた。不審に思ったロジャーとダグは死体保管に使われている薬品の会社を訪れる。捜査中真空室に閉じこれられたロジャーは死亡。ひょんな事から蘇生装置で生き返り、自分を窒息死させた犯人をゾンビ化しながら追うと言うストーリー。

ロジャー役トリートウィリアムスとダグ役ジョーピスコポの掛け合いが楽しい!バディものとSFにホラー要素も混ぜ込んで、とてもバランスの良い素敵な仕上がりに!ホラーファンには嬉しいビンセントプライスも出演。ヒロイン役の2人も綺麗。
中華料理が襲ってきたりゾンビ同士のマシンガン撃ち合いがあったりと、アクションとコメディがいい具合に両立していて飽きない。
また特殊メイクも流石、生き返ってから話が進むにつれて徐々に皮膚が腐敗していく過程がしっかり描かれているのはこの映画くらいではないだろうか。
2人共しが数時間後迫っているのに来世の事を話し合い、あそこまで明るいラストにしているのは好き。
あとで気付いたがラストがカサブランカのパロディだった。

追記
トリートウィリアムスが交通事故にあい、71歳で亡くなった。若い頃の作品から好きだったので、非常に悲しい。いつかザグリード2やってくれないかという期待は消えてしまった。
JackBurton

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