「生まれ変わったら女性用自転車のサドルになりたいぜ!」というB級映画らしいセリフで幕を閉じる。ヴィンセント・プライスが特別出演。うっかり「B級映画」と書いたものの自分の中では紛れもなくドA級。
「すきなB級映画は?」と聞かれたら、迷い無く『ゼイリブ』『エリミネーターズ』と並べてこれを挙げる。
初めて見たのは木村奈保子の木曜洋画劇場。多感な子どもの頃にこういう映画を見てよかった。『リーサルウェポン』とか『48時間』とかを見て、バディものにワクワクしていた頃だと思う。そこにゾンビとコップだもんね。
長年DVDを探し求めていたら、import盤のBlu-Rayを発見して購入。当然日本語字幕も吹替もないけど、そんなの関係ない。書架に飾っておいて、インテリアとして眺めれればよいのだ!
と思っていたらフツーにBlu-Rayが出たのでまた買った。こんな映画がヒットするなら、きっと世界は平和なんじゃないかと思うんだが。だって大の大人たちが、解体された牛がゾンビになるシーンを撮影してるなんて、そこに国境なんかないと思うわけ。