とある子供を描いた映画の特集動画で風の中の子供や白い風船等と共に紹介されていたのを見て興味を持ったが、やはり情感を大事にする子供映画は素晴らしいと改めて思い知らされた作品となっていた。

一言で表すなら北欧の雰囲気を湛えたキアロスタミやマンベティの作品といった趣になっていて、しかしこの二人が映画を撮り始めて間もない頃にこんなにもほっこりしつつ侘しさも感じられる子供映画を撮ったスウェーデン人監督がいたのは驚きだった。

しかし鑑賞直後の今思い返してみても主人公二人や大柄の叔父さんが戯れている姿は実に健気で印象深く、90分以下という尺よりも更に短く感じてしまうくらい没頭してしまった。（ラストの叔父さんの行動も切なくて良い）

ワカメのものより短い女の子のスカートの丈とか自転車の変な形とか色々気になった点もあったけど、それも味になるような魅力のある良い作品となっていた。

• #死ぬ前に見たい映画500

昨年末に観た映画で1番衝撃的かつ天使の拾い物だった。もし次上映の機会があるならば迷わず行くべき傑作。
最高の演出を簡単に言うと道の真ん中でトラックからソファを下ろして食卓をつくって団欒はじめるシーンは神演出。私が映画の作り手だったらまず間違いなくパクるくらいには最高。子供映画と、青春映画どちらのジャンルにおいても傑作以外認定できない傑作。あのでけー車輪の自転車の自転車モヤさまでも出てたけど吉祥寺の時代屋に似たのあったよね。最近みないなと思ったら閉店してた、

• #2018〜

良いです