なお

嫌われ松子の一生のなおのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
3.5
子どもの頃に母親に抱いていたさみしさと、今感じるさみしさ、自分の中のあらゆるさみしさという感情の蓋が開けられました。全然コメディじゃない。

人間、限界が来て全てが面倒になっても食べる事だけはやめられず、癒しや拠り所を求めるのだな、と後半思いました。だからどんどん怠惰な体になるのだと。
あの最後の松子の姿はいつ自分がなってもおかしくないのだと身につまされました。
なお

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