「今が1番、幸せかもしれない。」
何もかもダメになったら、雨の日の新宿御苑に行こう。
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なぜこんなにもまっすぐ、自分の信念を貫けるのか。
そこには、怒りがあるからだ。
センチメンタリズムかもしれないが、それでも消えない怒りがある。
それが彼女たちの原動力なのだと思った。
そうした怒りを>>続きを読む
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悪は存在しない、のか?
そもそも無理のある事業でも、一度進めてしまったから、生まれた損失を埋めるために、やめられない。
それは、悪意を持った行為ではないのかもしれないが、それで水が汚され、鹿の通り道>>続きを読む
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情報番組の司会をやったり、スーツで土下座するよりも、こういう気持ち悪くてうちに秘めて何考えてるかわからない役を演じられるほうが、ずっとすごいと思う。
こういう香川照之をもっと見たい。
オダギリジョー>>続きを読む
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この人は、これまで、どれだけの出会いと別れを繰り返してきたのだろう。どれだけの痛みを感じて、生きてきたのだろう。
それを思わせるラストシーンだった。
悲しいのに、涙が出ると笑ってしまうのは、どうして>>続きを読む
こんなに瞳に光がないガッキーは初めて見た。
これを見て、当事者でもないのに分かった気になるのが1番グロテスクだと思った。
水フェチは全く分からない。
自分にはその気持ちが分からないこと、
その人た>>続きを読む
我が身を顧みず、憎しみで目が曇って事実をきちんと見極められない。闇雲に憎悪を撒き散らす。そうなってしまった人間の愚かさを知った。撒き散らされた憎悪はウイルスとの如く人々に広がっていって、狂気を生み、最>>続きを読む
この映画が刺さった人には、クリステン・R・ゴドシーの「あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない」がおすすめです。女性の力はまだまだこんなもんじゃない、もっと大きな可能性があるのだ、と>>続きを読む
柳楽優弥の再現度と大泉洋のカッコ良さ。
レトロって言葉で簡単に表せない、浅草の深い趣。
「命がけで生きてる」ってこういうことなんだな。
真夜中乙女戦争の元ネタってこれかーと思った。
ヘレナ・ボナム・カーターが可愛かった。
ドン底に落ちたくなる衝動って、たまにあるよね。絶対嫌だけど、嫌だから、なれないから、憧れる
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子どものままの大人と、子どもでいられない子どもたちの話。
酷い環境下でも、子どもたちは幸せや希望を見つけながら、無邪気に逞しく生きていく。
どれだけの大人が見放しても、生きることは簡単に諦められるも>>続きを読む
どこからが狂気なのか分からない。
ケイト・ブランシェットがとにかく美しい。綺麗で、カッコよかった。シワがかえって奥深さを表現していた。性別・年齢を超えた美しさだった。
冒頭から、セリフのひとつ一つが>>続きを読む
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人は自分の見えるものだけで考える。
見えないものをどれだけ想像できるか。それができるかできないかで、生き方がものすごく変わると思った。
自分の都合の良いように事実を歪めて解釈し、自分の見えるものだけで>>続きを読む
悪いことをした子は、罰するのではなく教育する。それがすごく良かった。
子どもの居場所は、良くも悪くも圧倒的に家庭にあって、そこにいる親の影響を強く受けるんだな、と思う。だから、どんなに学校が教えても>>続きを読む
モノクロだから伝わるオーラ・匂いがあった。途中にカラーが差し込まれたから、モノクロの良さがより際立っていた。カラーになった瞬間、画面がうるさいなと思った。それほど、モノクロの画面が洗練されていた。
糞>>続きを読む
頼むから配信でも見れるようになってくれ。もっとたくさんの人に見てほしい。
不幸は理不尽にやってくるけど、いつまでもいつまでも心の中に居座り続ける。避けることはできない。なんで来るの!?って思うけど>>続きを読む
未来の私の両親であり私だと思った。
直視できなかった。
見たくないものだった。ということは、見るべきものだった。
穴に落ちてしまわないように、今からできることをやらねば、とも思う一方、落ちてしまって>>続きを読む
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自分に流れる血を忌み嫌いながら生きる。もがいても掻きむしっても逃れられない業を背負って生きる。それがどれだけ辛いのかを知った。
この、自分へのどうしようもない嫌悪感を、親の遺伝として持つのと、偏見によ>>続きを読む
「仕方ないわ、生きていくほかないの。
運命が与える試練にじっと耐えて」