海賊K

嫌われ松子の一生の海賊Kのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.1

一昔前の無茶苦茶な人生劇場。

人は周りとの比較がなければ悩まない。
そんなことを、漫画並みの様々な事件から真摯に放たれる作品。
病気、盗み、クビ、絶縁、風俗、DV、自殺、不倫、薬、殺人、同性愛、闇の世界、AV、再犯、とにかくいろんな場面で人生終わったと絶望し、それでも生きる松子は決して不運なだけでなく、しっかりと愛を持って生きていた。

とにかくキャストが豪華。
ふんだんにここぞという人を贅沢に使い表現されている。

特に黒沢あすかの情熱と色気は半端ないな。彼女の味を最大に出した痺れる役だった。
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