メンターであるドリアンさんの本を読んで見始めた宮沢賢治だがどーも進まない。
やはり百年前の純文学は難しいと関連映画をあさりようやく進むようになってきたけど、この表現をなんとなくの自分のイメージよりもを映像でも見たいと行き着いた映画。
声優さんたちはさすがの配役で、静かな映画だからこそのその素晴らしい技量が安心して何処か懐かしく見れたアドベンチャーもの。
途中から不安がよぎり怖くなるが、これもまた生死と縁の不思議な必然。
小学生の時に感じた集団圧力の残酷さとほのかに抱く友達への思いが溢れる名作だった。
宮沢さんが銀河鉄道に込めた想いが何度も書き直したことによって空想のリアルさを加速させる。