「オープンユアアイズ」のアレハンドロアメナーバル監督作品。
本作がデビュー作のようで、しかも23歳で撮られたとのこと、、
天才ってもはや最初から天才なのだと実感致しました。
こちらはフォロワーさんのレビューを見て前から気になっていた作品ですが、、
素晴らしいですね!
ありがとうございます^ ^
暴力についての論文を書く為に、暴力的な映像を探すアンヘラ、
暴力、ポルノ映画オタクのチェマ、魔性の男ボスコ。
物語はこの主要の3人を中心に描かれています。
まず魔性の男ボスコはオープンユアアイズにも出演されていて、こちらは問答無用のイケメン俳優。
アンヘラとチェマは、なんだか冴えない2人だなぁ、、
とか最初思ってしまったのですが、観ているうちにどんどん魅力的に見えてきました。
クラシックを聴くアンヘラと、ロックを聴くチェマ。
真逆の感性を持つ2人が別々の音楽を聴きながら接近するシーンは、とても印象的でした。
個人的には映画史に残るベスト「出会い」シーンになりました^ ^
物語はアンヘラがある暴力的な映像を入手したことから展開されていきます。
その映像はいわゆる「スナッフムービー」※本物の殺人映像
になっていて、その映像からアンヘラとチェマは不審な点に気づく、、
同じ大学内に犯人がいるのでは?
この犯人探しですが、出る人出る人とにかく怪しい、、
最後の最後まで怪しいので、最初から最後まで緊張が途切れません。
その見せ方がめちゃめちゃ上手いと思います。
全体的に暗い影のある映像、音楽が緊張を煽ります。
とても怖いです。
監督の2作目「オープンユアアイズ」は昔観て、かなり衝撃を受けた記憶があり、こちらもまた観直してみようかと思います^ ^
ちなみにトムクルーズがリメイクした「バニラスカイ」は観てません(^^;
やはりスペイン映画、面白い作品が多いですね。