テシス 次に私が殺されるの作品情報・感想・評価

「テシス 次に私が殺される」に投稿された感想・評価

しづお

しづおの感想・評価

4.0
細部まで素敵。何度も観れる。それぞれのキャラが説得力あってよし。主人公に少し好意を寄せるオタクがとても魅力的。彼の部屋の作り込みが、なんだか全てちょうどよい。
ホラーかと思ったら、違いました
サスペンススリラー+ミステリーでした
原題は「テシス(tesis)」だけで
意味はスペイン語で「論文」です
「次に私が殺される」は日本が付け足したみたいですね
公開時は「殺人論文 次に私が殺される」だったみたいで、DVD発売の時に「テシス」にしたようです
でも、TSUTAYAの検索では何故か
「殺人論文」じゃないと出てこないです

これぞスペイン・サスペンスの本流!
現在のスペイン・サスペンスの二転三転
して誰が犯人か揺さぶる映画の原点では
ないでしょうか?
って勝手に1995年以前にはなかったような書き方をしている私
それ以前のスペインサスペンスは
まだ観てないから決めつけましたw

さっきも書いたとおり
二転三転する展開で犯人が何人も浮かび
上がるのです
私はその度にこいつが犯人だと確信
するんですが、そう思ったら違う展開に
あれ?違ってた
その繰り返しだったような
まあ見事な惑わしと言いましょうか
あんなに堂々と考えられうる容疑者たちを見せながら
ラストまで絞らせない展開は見事です!
それが緊張感の持続にも繋がったかな
もしかしたら私がわからなかっただけ
かもしれませんが
いや、たぶん皆さんもそうなると
思いますよ!

あとこの映画にはグロはありませんので
大丈夫ですよ
あらすじには惨殺され死体がバラバラに
される様子と書いてますが、隠してます

上映時間が125分と2時間をちょい
越える映画でしたが、飽きさせない展開
ストーリーは見事でした!
ただ時々、主人公のアンヘラには
ちょっとイラッときました
ちょっと自分勝手というかワガママな
ような・・・

最近私がスペイン・サスペンスが好きになった
「ロスト・ボディ」「インビジブル・ゲスト」等々、最近色々観たけどやはり
スペイン・サスペンスは凄いなと改めて
思いました
まだまだ観てないスペイン・サスペンス
を含めスペイン映画がたくさんあります

この映画でハリウッド映画とスペイン映画について教授が語る講義があるのですが、今スペイン映画は質で言えば決して
負けてないと思います!
ずっと怖い。
最後まで犯人予想を揺さぶってくる展開がシンプルにおもしろいし終わり方もいい。
hinaoba

hinaobaの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「オープン・ユア・アイズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督とノリエガ君、そして「ミツバチのささやき」のアナ・トレントの映画ということで、以前からすごく気になっていた作品。

何よりもまず、アナ・トレントが綺麗だな〜、と。彼女の凛とした清楚な美しさがサスペンスの緊迫感を盛り上げる。

ノリエガ君がもう、怪しい、妖しい(笑)。危険とわかっていながらアナ・トレントが彼に惹かれていく感じや、2人の絡みはラブストーリーっぽくてよかった。

サスペンス映画としては、派手さはなく定石どおりの展開ですが、「映像における暴力」というテーマや観客に対するメッセージ性、アンヘラとボスコの関係、アンヘラとチェマの関係、細かい演出、全体のダークな雰囲気が素晴らしい。

最後のシーン、結局はニュース番組までもが猟奇的なシーンを売りにして視聴者の好奇心を惹きつけ、視聴率をとろうとする、そして今この映画を観ているあなたもそれを観たいんでしょう?という、メディアに対する風刺でもあり、観客に対する辛辣な問いかけでもあり、実に面白いオチだった。
Shizka

Shizkaの感想・評価

3.6
やはり大人になってもアナトレントは綺麗だ。

ストーリーはかなりよくあるものだが、スペイン流、二転三転するので犯人を絞らせない。最後は皮肉って終わらせるところが好き
ゆっこ

ゆっこの感想・評価

4.5
これ19歳くらいの時に初めて見たんだけど、当時は「殺人論文」てタイトルだった。「スナッフフィルム」って言葉に出会ったのこの作品が初めてでした。
そんな刺激的なテーマにどきどきし、かつ正統派な本格ミステリーで、「良いものに出会った!」と宝物を見つけたような気分になったのを覚えてます。
ホラーだけでなく、ミステリーやスリラーを見まくるきっかけになった1本、ふと思い出したので記録。
映画fan

映画fanの感想・評価

3.4
スペインのサスペンス。
スナッフ物。
レビューも少なめ。
という事でこれは隠れた名作かと思い観てみたが、隠れていて正解という感じだった。
ミツバチのささやきの少女が大人になってます。
McQ

McQの感想・評価

4.0
「オープンユアアイズ」のアレハンドロアメナーバル監督作品。
本作がデビュー作のようで、しかも23歳で撮られたとのこと、、

天才ってもはや最初から天才なのだと実感致しました。

こちらはフォロワーさんのレビューを見て前から気になっていた作品ですが、、

素晴らしいですね!
ありがとうございます^ ^

暴力についての論文を書く為に、暴力的な映像を探すアンヘラ、
暴力、ポルノ映画オタクのチェマ、魔性の男ボスコ。

物語はこの主要の3人を中心に描かれています。

まず魔性の男ボスコはオープンユアアイズにも出演されていて、こちらは問答無用のイケメン俳優。

アンヘラとチェマは、なんだか冴えない2人だなぁ、、
とか最初思ってしまったのですが、観ているうちにどんどん魅力的に見えてきました。

クラシックを聴くアンヘラと、ロックを聴くチェマ。

真逆の感性を持つ2人が別々の音楽を聴きながら接近するシーンは、とても印象的でした。

個人的には映画史に残るベスト「出会い」シーンになりました^ ^

物語はアンヘラがある暴力的な映像を入手したことから展開されていきます。

その映像はいわゆる「スナッフムービー」※本物の殺人映像
になっていて、その映像からアンヘラとチェマは不審な点に気づく、、
同じ大学内に犯人がいるのでは?

この犯人探しですが、出る人出る人とにかく怪しい、、

最後の最後まで怪しいので、最初から最後まで緊張が途切れません。

その見せ方がめちゃめちゃ上手いと思います。

全体的に暗い影のある映像、音楽が緊張を煽ります。
とても怖いです。

監督の2作目「オープンユアアイズ」は昔観て、かなり衝撃を受けた記憶があり、こちらもまた観直してみようかと思います^ ^

ちなみにトムクルーズがリメイクした「バニラスカイ」は観てません(^^;

やはりスペイン映画、面白い作品が多いですね。
ramu

ramuの感想・評価

3.7
最後の方まで誰が犯人か分からず、なかなか面白かったサスペンス作品。

決して登場人物が多い訳ではないのに、犯人が予想しにくくなっており、ロストボディといい、インビジブルゲストといい、ちょっとだけジャンルは違えどヒドゥンフェイスといい、スペイン産のサスペンス映画は面白い作品が多いです!

バッドエデュケーションのフェレ・マルティネスがオタク役で出演していましたが、ロン毛に髭ありの容姿で、大変どストライクでした。
ご馳走様です。
Rena

Renaの感想・評価

4.1
鑑賞中、ずっと怖かった...

「 暴力 ( 性的・残虐 ) 性を含む映像の需要 」
を卒論のテーマに決めた、情報・映像系の学科に通うアンヘラ。その資料集めの最中に偶然スナッフフィルム ( 流通目的で実際の殺人を撮影したフィルム ) を見つけてしまったことから、日常が恐怖に包まれていく女子大生を描いたサスペンスです。

アンヘラ役 アナ・トレント ( ミツバチのささやきの少女 ) の瞳は大人になっても健在。ビデオコレクターのチェマ役 フェレ・マルティネスもはまり役。

欲望・衝動・止められない好奇心
いけないとわかっていても惹かれてしまう人間の心理
真相に近づいていく中、言い出せない事実
誰が嘘を? 何を信じる!?

冒頭からラストまで、ドキドキが止まらなかった。
こんな感覚は久々。

誰もが持っている本性が映し出されるラスト。
ある意味恐ろしく、言葉が出ない。

観てよかった。傑作です!!
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