『The Northman(2022年)ロバート・エガース』
気まぐれ新作レビュー。
”GOTっぽい”的な事を書いてしまうと”王国規模”の壮大なスケールを想像してしまうかもしれないが、こちらめちゃくちゃ小規模スケールにまとめられてて、そこがこの監督らしいとも思えるし、”王道”を期待してた人には予想外の展開だったかも??
数年後、、
へと場面は切替わり、木々の隙間からひょっこり現れる舟。固定で影からひっそりと、、と思いきや(ドローン使ってるんだろうか?)ここからのカメラワークに目が離せない。
どこまで追いかけるねんと言わんばかりの長回し戦闘がこれまた臨場感出まくりでグー。スカルスガルド氏の”野獣コマンドー”とでも呼べそうな戦闘モーション。ものすごい熱量と衰えを知らない彫刻的な肉体美。
と、序盤から飛ばしまくるわけだが”本題”に突入したところでガラリと雰囲気変えてくるのが面白い。(人によってはそうじゃない??)
スカルスガルド氏と言えば個人的には「Hold the Dark」が印象深くて、そちらも本作と同様、”狼”が宿ってるかのような狂気じみた表情を見せるわけだが、この役へと繋がるきっかけになったのかも??、とちょっと感じた。(元々ターザンやってたし野生イメージは強いけどもw)
本作におけるアニャ氏のベストショットと呼べそうな”とあるシーン”でなぜかエル◯ン◯ングが頭に浮かんだんだが。。(病気かもしれない)