ShionK

カティンの森のShionKのレビュー・感想・評価

カティンの森(2007年製作の映画)
4.0
あのラスト、あの真っ暗な映像が一気に恐ろしさを増した。味方を装い近寄ってきては、自分たちの都合の悪いものを排除していくという行為。卑劣極まりない。英雄気取りで、事件を他の国に擦りつけたり、身内が殺されても暗黙の了解かのように事件を口にできない、異様な侵略であった。そして、この時のポーランドは、現代の日本と同じだ。わかっていて何も言わないのは、それに加担しているという罪。
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