これもディズニープラスでしか見れない。良いとは思わないがいろいろ興味深い。タルコフスキー版も傑作とは思わない(良かったのはオープニングとラストくらい)けど。とにかく二作を比べるといろいろ面白かった。裸でベッドで飯食ってるの、絶対いやだなー。SF映画あるあるですが、こんなメンタルに問題あるやつを宇宙に飛ばすなよ。最愛の人に囚われてしまった(エゴに満ちた)物語としてエモーショナルに描いたのはよかったと思う。ゆっくりとしたフォーカスインで出現するレイヤ、分裂するレイヤなど、悪くないけどもっとなにかあるはず。例えば、人をどのようにして消すかということを常に考えている黒沢清ならどうするか。「蘇生」の描写や、レイヤが語るソラリスとの交信についての具体的な語りなど、これでいいのかと思う。タルコフスキー版に比べると遥かにわかりやすいけど…タイトルクレジットが最後に出るタイプのやつで嫌。