るるる

八日目の蝉のるるるのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

自分の人生を変えてしまった相手。
でもかけがえのない時間をくれた相手。
島のシーンは回想もラストシーンも美しくて切なかった。

きっとあのまま島で伸び伸びと
暮らせていたら…と
つい思ってしまう一方で、

記憶が朧げな年齢で実の両親と
再会出来たにも関わらず、
その後綺麗に足並みが揃わなかった事や、
両親の葛藤がちゃんと描かれているのは
希和子が奪ってしまった事の大きさもちゃんと描かれているので、
倫理観ってなんだろう、
正しさって何だろう、と
何かうまく言い表せない、
じわっと複雑な気持ちになりながらもついつい観てしまう映画でした。

でも、テンポとしてはちょっと長く感じてしまったかも…。
(あと、ここまで余分なコミカルさをいれずに構成しているのに、
余貴美子のエンゼルさんだけ何であんなにファンタジーな雰囲気にふったんだろう…?)
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