SOLA

八日目の蝉のSOLAのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

NHKBSで再視聴(2回目)
8年前に金ローで見たけどラストシーン以外内容を全く覚えてなかった
井上真央と永作博美の顔がそっくりでどっちがどっちか最初ちょっと混乱したけど、そこが実の母親を苦しめたんだろうな
親が赤ん坊を家に置いて外出するとかありえないし、なにかトリガーがあってのことかと思って見てたけどそれはなかった
シングルマザーとして生きる道も大変だけど、子供さえ産んでいれば順調に生きていけたんだろうなということを色んな角度から見せていてやるせない気持ちになった
その娘が島に戻って母の軌跡を追う中で母の果たせなかった生き方を自分がやり遂げてみせるという終わらせ方だったけど、そんな生易しいものではないだろうということを匂わせてるのもまたやるせない
あんな大事件を起こした家の娘がシングルマザーになって島に戻ってきても狭い島社会の中で自由に生きられるはずがないし、そもそも世話になってた素麺屋が売り家になってたのも誘拐犯をかくまっていたと言われて肩身が狭くなって出て行かざるを得なくなってのことだろうし
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