これってもしかしてほぼエヴァなのでは…？？
元祖カルトムービー、らしい。
リンチ作品は去年4K版を劇場で観た『エレファントマン』以来2作目。
これ、リンチ的には笑えると思って撮ってるのだろうか。
作品の肝になるスパイクと呼ばれている赤ん坊（で、いいのか？）が意外とサラッと登場したので驚いた。
76年でこの造形ってとんでもなかったんやろなあ。
どうやって動かしてんの…ラジコン…？
難解とか言われてるけど、多分観たまんまやんなあ。
赤ん坊は得体の知れなくて悍ましい怪物に見えるし、
恋人（ないし妻）の家族は不自然で歪なコミュニケーションを仕掛けてくる奇人変人に見えるし、
セクシーで美人な隣人は自分に興味なんかあるはずないし、
他者を拒絶して死んでしまいたい。
“In heaven, everything is fine”
が頭から離れない。
こういう悪夢あるよなー。
主人公がどことなくリンチ本人に似ているのは、自分が観た世界をそのまま映してるからなんだろう。
つまり、やはり冒頭でも書いた通り、これはエヴァです(?)
