リンキーオーヘン

イレイザーヘッドのリンキーオーヘンのレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
1.0
何かとお騒がせなD•リンチ監督のメジャー(?)第一作目、この次にメガホンを取った
「エレファントマン」が一大ムーブメントを
巻き起こしたため配給元が大慌てで公開
したゲテモノ作品、リンチ監督の個人的な
趣味が炸裂しているトラウマ必至の一本

その容姿ゆえ「消しゴム頭 “ イレイザー
ヘッド ”」とあだ名される気弱な男
ある日、付き合ってた彼女が
「あなたの子供よ!」と言い捨てて
生まれたての赤子を置いて消えてしまう
その日を境に男は現実と妄想が入り混じる
混沌とした日々を過ごす事となる

クライマックス近く最後の一線を超えた
主人公の行動に悲鳴をあげそうになり
生まれて初めて気分が悪くなって途中退席
しちゃった記念すべき作品なので
実はラストを知りません
… でも、再鑑賞するつもりもありません

「エレファントマン」はJ•ハートと
A•ホプキンスの名演と扱った題材の恩恵で
感動作になったようで、後に制作して
話題になったTVドラマ「ツインピークス」
同様今作は監督の悪趣味なショーウインド
波長が合わねば単なる “ 拷問 ” でしょう

なぜ今更レビューを載せようと思ったか?
我ながら動機が不明。