観た回数:2回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.05.04)
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初鑑賞時は直視できなかったトラウマに、時を経て挑戦。
うなりながら最後まで目を逸らさずに観ました。
無駄に言葉を使わずに、白黒映像で顔のクローズアップが強調されたりするので、『カリガリ博士』を思い出します
【STORY】
ヘンリーは恋人の予期せぬ妊娠により父になってしまう。
狭い部屋に、奇形の赤ん坊の鳴き声と、鳴り止まないノイズが響き続ける。
【視覚聴覚精神全破壊】
他の映画と同じ音量で観ていると、延々と続くノイズのせいで頭がおかしくなりそうです…。
でもそれがこの作品なので、音量を下げずに頑張りました。案の定、観終わっても耳がザワザワしています。
映像も映像で、不快感を極めた不気味でグロテスク過ぎる描写は、本当に直視が難しいです。
個人的にはスプラッタな殺人鬼映画や、ゴア描写満載のホラー映画を観ても、「うわぁ…」とはなれど楽しめるし、直視はできるのですが、今作は本当に苦しいです。
あの赤ん坊、本当にどうやって撮ったんでしょうね…想像したくありません。
望まぬ妊娠で父になる恐怖・不安・後悔・苦悩を過度に表現したのかな、とは思いますが、酷過ぎる。気持ち悪過ぎる。
忘れたくても忘れられなかったこの映像と再び向き合えてよかったです。
不快になる映画No. 1(褒めてる)です。またしばらく封印します。