Mamiyaっち

ダンス・ウィズ・ウルブズのMamiyaっちのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
4.0
「フロンティア」…心地よい響きですよね。
未開の地を開拓する。でも待って下さい。
未開の地なんてあるのでしょうか⁉️別の人間
別の生き物、別の何かがきっと居るはず。

人間が永遠にし続けるであろう過ち
(侵略・破壊・密猟)がこの映画にある。
人の物を取ってはいけません❗️って小さい頃
教わらなかったですか?

「西部開拓」といえば聞こえはいいが、
それはあくまで白人(侵略者)の側からの
言い方であって、事実は「制圧」なのだ💥

それを西部劇にして白人が娯楽にしていた。
僕に言わせれば、
盗っ人が手柄話を讃えあってるようなもので
“盗っ人猛々しい” といういい例だな😈

まったく知らない民族、人種。
相手の事など何も知らない…そんな時は、
「あいつらはいい奴らだ」とはならない。

何も知らないんだから “エイリアン”と同じ
そして自分達の方が高等だと考える(^^;

人は人を差別して自分より下の人間を作り、
存在価値を認識する生き物。
けど、人間を人と認めないという発想は、
差別を越えて「区別」だ💢

もし、違う民族同士が、仲良く共存しようと
するなら「相互理解」なくしてあり得ない。
この映画は「理解」が必要と言っている‼️ 

インディアンにとって「動物」という言葉は
存在しないらしい。なぜなら、彼らにとって
人間と他の動物は一体であるからだという💯
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