Mamiyaっち

男たちの挽歌のMamiyaっちのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
4.0
男なら恥じて生きるより、熱く死ね!

「ヤクザの世界を生きる兄」と
「刑事の世界を生きる弟」こんな関係だけど
いつもお互いを思い、憎んでいても最後には
元に戻る。これが兄弟愛💝

マフィアの幹部として幅を利かせていた兄が
奈落の底に突き落とされる中盤は、
うだつの上がらない人生を歩む身としては、
全然他人事ではなく涙が滲みました💧

そして追い詰められた者たちが、、
男の誇りを賭けて立ち上がる終盤では、、

溜まりに溜まった心の澱が・・・
ラスト10分で大爆発。
(あぁ、…おまえは犬死じゃないぜ…。)って、
心のなかでつぶやいてしまう⚡️

何故これほどまでに男心が揺り動くのか?
それは、負け犬で終わってなるものかという
どん底に落ちた男たちの “敗者復活”を描いた
ものだからなんですね🔥

実に単純な理屈で何も難しい話ではない。
人生、いくつも敗北や挫折は誰でも経験する
でも男として絶対に引けない事があるのだ💥

これほど心をたぎらせ、鷲掴みにされる、
ハードボイルドな映画はそうは無いだろう。

日本の刑事ドラマのような馴染みやすい曲が
また盛り上げる。
・・・まさに男泣きの映画 💯
Mamiyaっち

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