菅藤浩三

フラッシュダンスの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

フラッシュダンス(1983年製作の映画)
2.5
ストーリーはダンサー養成所への入所を夢見て昼は鉄工所でアルバイトして夜はバーでのダンスとかけもちで暮らすジェニファービールスが、鉄工所のオーナーと恋したり、同じく別の夢見て暮らす友達は夢破れて諦めたりする青春王道ものですが、完全にストーリーはダンスと音楽の添え物です。逆にその割り切りが80年代のフットルースとか同じ系統のブームを生みました。裏を返せばダンスシーン以外はストーリーがほんとに邪魔な映画(笑)。アイリーンキャラの主題歌はアカデミー賞を受賞、出演者はだれもノミネートすらされてないのも当然ですね。
私の記憶した台詞は鉄工所のオーナーが主人公の彼女を初めてデートに誘うときのアメリカぽい台詞「(男性)今夜食事にいかないか?(女性)私は雇用主とはプライベートを一緒に過ごさないことにしてるの(男性)そうか、、、じゃあ君はクビだ。これで食事に行けるよな」
 ちなみに映画のワンシーンに黒人の少年がブレイクダンスしてる様子がでてます、このとき日本ではまだブレイクダンスは輸入されていず、この映画をみて自分もやりたい!と思い単身ニューヨークに赴いてブレイクダンスをマスターして日本に華々しく戻ってきた人物が風見しんご。
菅藤浩三

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