菅藤浩三

ミュンヘンの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

ミュンヘン(2005年製作の映画)
2.0
スピルバーグはまるで興行であてる気なくつくったな、金持ちの趣味。ミュンヘン五輪でのイスラエル選手団を拉致監禁したテロそのものでなく、テロのあとにパレスチナの計画メンバーをイスラエルが殺していく、復讐の連鎖もの。銃を連射して殺すシーンはエグイが、いちばんエグイのが全裸の売春婦(パレスチナのハニートラップ)を2人で銃でバンバン打ち殺すシーン、スピルバーグはイスラエル系らしく、賛否両論をアメリカで巻き起こしたらしいが、国家のために殺人を続ける自分に悩んだり常にピリピリ生きていく姿とかテーマが凡百で、だとしたら殺りくシーンの派手さでなく別の売りがほしかった。エリックバナの演技はよい
菅藤浩三

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