はやひ

フラッシュダンスのはやひのレビュー・感想・評価

フラッシュダンス(1983年製作の映画)
4.2
これは傑作ですわ…
アメリカの若者の圧倒的支持を受け社会現象化した「夢追い」系の名作。いかにも80年代っぽい前向きさと軽妙さに溢れてる。主人公が鬼かわいい。なんだこれ。

夢を捨てたら、死んだと同じこと

ロッキー感が随所に感じられてたまらない。

主人公たち、子供っぽいところもたくさんあってかわいい。
リッチーとの別れのシーンでの落ちる帽子とか、ナチュラルさが絶妙でたまらん。

もちろん音楽も最高なんだけど、
「別の人間になることが待ち切れない、自分を消したい」「人生を悔いなく目一杯生きたい不可能に思えるんです」というセリフに表れる「生き方を自分の思う通り決めたいけど、うまくいかない」という痛切な感情が若者の共感を呼ぶんだと思う。

途中の突然のトレーニングシーンとか、明滅で目がチカチカするシーンとか、道端で踊ってるシーンとか、謎の警官とか。最高なシーンがとにかく多い。

そして極め付けは、終わり方。スパッと、最高でしょう。
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