ギョプサルサム

バットマン リターンズのギョプサルサムのレビュー・感想・評価

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)
3.5
前作よりよりゴシック感が強めで、クリスマス設定ということもあり、ナイトメアビフォアクリスマス感、ティムバートンカラーが強く、美術がとにかくぶっ飛んでる。
セリーナの部屋の内装がピンクの子供部屋なことで説明無しでヤバさを表してる感じが良かった。とにかくキャットウーマンを演じたミシェルファイファーの仕草や顔の表情は素晴らしかった。

3人の、特にペンギンとキャットウーマンの持つ悲しみが、クリスマスを舞台にすることでより伝わってきて辛く暗く、それが物語として一層深みを増していた。

ビジュアルの強さとキャラクターの悲しみが相まってとてもクールな作品。
特に終盤の戦いは想像もできない展開や仕掛けが盛りだくさんで笑えるし泣けるしかっこよかった。
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