このレビューはネタバレを含みます
ロシアの二重スパイであることを暴露されたイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)がCIAの元から逃げ去るが二転三転する展開にいったい彼女はどっちの側なんだと一瞬わからなくなったりで、とにかくスピーディー展開に瞬きもできぬほど。
しかしスパイとしてではなく愛する夫の復讐のために走るというラストは女イヴリン・ソルトの人間らしさを感じ感動的
しかもイヴリン・ソルト
同じくアンジェリーナ・ジョリーが演じた『トゥームレイダー』のララ・クラフトばりの身体能力であるだけでなく
自分が何を今なすべきかを瞬時にして判断する能力は震えがくるほど驚異的
表情をあまり変えないリーヴ・シュレイバーは今回も圧倒的存在感