最初の頃の007は荒唐無稽で有り得ない設定が面白かったよねと、ついこの前友達と話したばかり。
全身金粉まみれの女、姫路城の忍者訓練所、ピラニアだらけのプール、ワニ型潜水艦、ピエロメイクのボンド、ワイヤーを噛みきる銀歯のジョーズ、etc…
冷たいタッチのダニエル・クレイグ版ボンドも大好きだけど、心のどこかでは漫画チックなボンドの再登場を待ち望んでるのも正直な気持ち
そんな中現れたマシュー・ヴォーン「キングスマン」シリーズ
暴力シーンさえも様式美として見せるカメラワークにお洒落な音楽、そして個性あるキャラクター達
そんなマシュー・ヴォーンの新作「アーガイル」
これは勿論初日公開日に行くに決まってる。
男とは縁遠く猫のアルフィーをこよなく愛するベストセラー作家エリーがある事件に巻き込まれ…………
う~ん、何度も何度も映画で観たようなその典型的な巻き込まれ型展開がたまらん
そしてエリーの理想の男性とは全く違うニヘラニヘラの軽そうに見えるアイデン(サム・ロックウェル)の登場で、この映画は傑作になる!と思わず膝をポン!
エリーのイマジネーションと現実の見事なクロス、
そして待ってましたの有り得ないアクション演出
物語は二転も三転もして
有り得ない大どんでん返し
よくぞ騙してくださいました、ありがとう
そしてエンドタイトル中に………………
こりゃファンとしては泣くしかないよね
ね、アルフィー