Pnori

キャビン・フィーバーのPnoriのレビュー・感想・評価

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)
3.0
何じゃこりゃ?
思ってたのと違うじゃん(笑)

いい意味で期待を裏切られた。山小屋ホラーの定番が乗ったちゃぶ台をひっくり返さずに微妙な力で斜めに倒された感じ(笑)
だけどその先が謎すぎた。

その謎のノリについていけないと、この映画を楽しめないかもしれない。だからと言って、そのノリが万人にウケるのかと言われればそうでもない。
おまけに端役になればなるほど意味不明な登場人物ばっかり出てくる。それも変人ばかり。

作品全体には、狂気じみたコメディに隠された鋭い皮肉を感じるが、それも斜めから観ないと理解して受け入れるのが難しい。真面目に観たら半分しか意味わからんもん(笑)

とは言え、多少でもない強引なストーリー展開も広ーい気持ちで目を細くして観つつ、イーライロスという波にノってしまえばしめたもの。
グロテスク描写はピカイチだし、定番通りにいかない唐突な展開も笑って流せちゃう。

内容が難しいとかではなく、あくまでもノリについていけるかどうか。

エッジの効いた変物ホラーを堪能したいなら是非(笑)
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