課長とヒロシ

リンカーン弁護士の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)
3.8
課長(以下課):マシュー・マコノヒーの弁護士役というと1996年の『評決のとき』がすぐ思い浮かぶが、本作は15年経って随分と悪党になった感じだ。

ヒロシ(以下ヒ):(笑笑)まぁそんな「金のためなら何でもやる」ように思わせといて、実は正義感が強いんですってのが萌えポイントです。

課:原作はアマプラのドラマ『BOSCH』が有名なマイクル・コナリー氏で、本作も一流のハードボイルド作品に仕上がっているし、なによりこの設定は結構弁護士物としては「ありそうでなかった」感じでよかったな。

ヒ:中盤でいきなりどんでん返しがあって、それまでの見方がガラッと変わる展開は秀逸ですし、その流れのまま終盤二転三転する疾走感が凄いですよね!

課:まぁ、正直「そこまでせんでも」と思うところもあるが、このサービス精神旺盛なところはなかなか良かったぞ。相棒の調査員であるウイリアム・W・メイシーや、ジョン・レグイザモといった名脇役も堅実な演技をしてるしな。

ヒ:課長のお好きなお二人ですねー(笑)、映画はU-NEXTでしか配信がないですが、Netflixでドラマが配信中ということで、シリーズ的にも盛り上がりを見せそうです!よろしければ是非!

ストーリー 4
キャラクター4
世界観   4
演出・演技 4
音楽    3
バイク野郎に気をつけろ!度99
課長とヒロシ

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