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キャラバンのCのレビュー・感想・評価

キャラバン(1999年製作の映画)
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渋谷TSUTAYA6/11。


舞台はヒマラヤ。麦と交換すべく塩をヤクに乗せ、何日もかけ険しい山を越え、ひとびとはひたすらに歩く。守られてきた古い習わし、占い、掟。大自然を目の前にしてもなお、それらは彼らを導く唯一のものであり、絶対的なものであることに、ただただ驚く。大自然との共存、というよりも、生き抜く力。青の青さがハッとするほどに美しく印象的な映画だった。



(これ、岩波ホールあたりで上映されてたのかなあ。どうやって撮ってるんだろう。って思うシーンがいくつもあった。あんなに、どこに自分がいるのか分からなくなって、不安になりそうな程に、だだっ広い大自然の中行われた撮影、大変だっただろうなあ。)

(メモ:輪廻転生、それと、「おさまるところにおさまる」という言葉。)
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