Cさんの映画レビュー・感想・評価

C

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お引っ越ししました→@chikako.com

三半規管がすこぶる弱い。
2016年4月以降に観たもののみmark。

映画(131)
ドラマ(0)

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

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衝動的なきみは、きみの中からぼくを、ぼくとのすべてを消し去った。ぼくの顔を見ても知らん顔、おまけに恋人ヅラした若い男と仲良さそうに話してる。ぼくとの辛い過去を消したかっただって?ぼくは散々きみに尽く
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サーモンベリーズ(1991年製作の映画)

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投げつけられた本が宙を舞うシーン、その瞬間だけスローモーションで切り取られる。これを観て、ニヤついてしまう。大好きで何度も観ている「バグダッドカフェ」でもcalling youをバックに車が走って
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六つの心(2006年製作の映画)

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部屋の壁、職場のしきり、バーカウンターの目隠しとなるカーテン。ひととひととの関わり合う中で、これらの「壁」がとても印象的に目にうつるように、この物語の中でも他者との間に確実に存在する「壁」を感じてし
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

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むきだしな彼らのこころ、というか魂のような、叫びにも似た彼らの持つちから。暗闇のなか、光を求めて手探りで生きているような姿が、ひととひととのぶつかり合いが、それこそが彼らの人生、生きるということなの
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熱波(2012年製作の映画)

4.0


欲望がいつしか愛へと変わり、そしてその愛は、時に罪となり得るのかもしれない。



…ホセルイスゲリン監督が(2006年からの2016年の)10年間での、お気に入りの10本に、TABUを入れていたの
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

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カメラを通し、写真を通し、微笑みかける彼女にこころ奪われ恋に落ち、まるで取り憑かれているかのように、寝ても覚めても彼女のことで頭がいっぱいだ。彼女に呼ばれ飛んでいった(逝った、が正しいのかもしれない
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クリスチーネ・F(1981年製作の映画)

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「あなたと同じになりたい」この気持ちが彼女を突き動かす。まだあどけなさの残る彼女の手に入れた刺青と、一度きりのつもりだったヘロイン。炙りから注射へ、一度だけ、のつもりだったはずが回数は増えていくばか
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さざなみ(2015年製作の映画)

4.0


「先に泣くのは男で、女はいつだって堪えてるのよ」
こんなセリフが妙に突き刺さった。


45年も連れ添ったって、お互いが考えていることや、本心なんてもんはわかりっこなくて、分かったつもりでいても、ボ
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好きでもないくせに(2016年製作の映画)

3.7


ほんとうに好きなひととはセックスできない女と、その女に惚れた男と、惚れられた男の三角関係。

好きだからこそ出来ない彼女の気持ちが、なんとなく分かる。好きだからこそ欲しいものは、からだの繋がりじゃな
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.3


一生に一度の恋をして、僕はいま力でみなぎっている。

ひとをこんなにも突き動かしてしまうし、強くもしてしまうんだよ、これが恋の持つ力なんだよな。今まで乗ったことのない飛行機に乗って、会いに行っちゃう
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永遠と一日(1998年製作の映画)

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どこにいてもよそ者であると感じ、「自分の言葉」を発することが出来た時にのみ自分の居場所を見つけることができた、人生の中で言葉を探し続けていた詩人の男。彼がのめり込んだある詩人の男と、彼自身とがどうし
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ティモシー・リアリー(1996年製作の映画)

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すべての枠組みから(思考とものの見方が)見事に外れたひと、どんな型にもハマらない(ハマれない)ひと、つまりはとっても自分に真っ直ぐでピュアなひとなのだと思った。LSDとの出会いが彼を変え、(はじめの
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兵士A 七尾旅人(2016年製作の映画)

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書いては消し、書き直し、また消しては文字を入力する指が止まる。なんて書いてもどう書いても、きっとこの作品のパワーは伝わりきらないと思うから。この作品を語れるほどの言葉をあたしは持っていない。ただ圧倒
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タクシデルミア ある剥製師の遺言(2006年製作の映画)

4.0


旦那に「また観てるの?」って聞かれたけど。うん、また観てる。だって好きなんだもん。で、どうして好きかと考えてみた。この映画のラストの〝あるシーン〟が快感だからなんだ、と思った。からだの内側の、ほんと
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修羅(1971年製作の映画)

4.0


戻ってきた金と、戻ってはこない命。人が鬼と化す理由。モノクロームの織りなす夢うつつな世界、そこは血の海で染まる。愛ゆえの憎悪。振り返る顔と、暗闇に溶け込むまっすぐな瞳。


モノクロの世界に流血シー
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アデュー・フィリピーヌ(1962年製作の映画)

3.9


女ふたりに男ひとりの三角形は初めてのことだったもんで(女ひとりと男ふたり、は大好物ですが)ドキドキしました。親友同士のふたり、最初は彼とのデートの話もお互いに筒抜けだったのに、時間が経つとともに…い
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脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

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再鑑賞。


ちっぽけな人間の、ちっぽけな食事、ちっぽけな子供と妻と、ちっぽけな生活と、ちっぽけな人生。ちっぽけじゃないのは孤独だけなのかもしれない。抱える孤独は、人生の幕が閉じる瞬間までなくなること
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LIES/嘘(1999年製作の映画)

1.5



良い子は読んじゃダメですよ。R18な映画とR18な感想文です(深夜だから仕方ない)。



好きなひとのためなら、好きなひとが喜ぶのなら、奴隷にでも女王様にでもなるよ。35回お尻を叩かれるし叩いて
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神々のたそがれ(2013年製作の映画)

4.2


「気が滅入る」、「神はつらい」とボヤくどこかの惑星の神様…ああ、ご苦労様です。神様だって(もしいるのだとしたら)つらいのね。そりゃツバ吐きたくもなるわ。と、なんだか同情…。夢の中でもひとを殺めては泣
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ひかりのまち(1999年製作の映画)

5.0


いまのこの気持ちを言葉にするのも憚られるほどに、あたしはただこの余韻に浸っていたい。もう何度観てるか分かんないけど、観るたびに「好き」が強くなってる気がする。寒い日に、ブランケットにくるまって、ひと
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哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

3.9


これは動くアニメじゃなかった、流れるアニメだった。紙芝居を読んで聞かせてもらっているかのような気分。子供に観せられないアニメの1位に見事ランクインしました、だってエロティックなんですもの…。アレもコ
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ドッグ・デイズ(2001年製作の映画)

4.0


「人間はなんて残酷なんだ」、この言葉にすべてが集約されてる。息の詰まるような彼らの夏、それは暑さだけのせいじゃない。どこにも逃げられず、漂う閉塞感、ストレス。弱い者が虐げられ、涙する。でもそれでも言
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オルエットの方へ(1970年製作の映画)

4.2


酔ったあたしは、
(出来ないけど)巻き舌気味で、オルエット!って言いたい。で、笑いたい。
カジノ オルエット!って言いたい。で、やっぱり笑いたい。
木靴を履いて踊りたい。
どーでもいい瞬間に居合わせ
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溶ける(2015年製作の映画)

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どこにいようと生き苦しさはきっとあって、それは田舎で暮らしていようと都会で暮らしていようと紛らわせないし逃げられないもの、ほんの一瞬でもその苦しさや寂しさから逃れようと、好きでもない誰かとなんとなく
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神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)

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ショートコントの連続。

謎のパーティーで豚足遊びをする女たち(黒髪ショートの女性が断トツタイプ)、あそこを触られると鳥の鳴き声のする女(マイナンバーワン!)大人の階段登り始めた女の子、バグパイプに
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

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よろこびが悲しみを知ったとき、彼女の中に新しい感情がうまれた。単色だったものが混ざり合い、こころの彩りは今までよりも豊かになってゆく。様々な感情は、これからも混ざり合い、きっとまた新しい色が生まれて
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ショートバス(2006年製作の映画)

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再鑑賞。


旦那とのセックスで一度もイッたことのない恋愛カウンセラーの女や、新たなパートナーを探しているゲイのカップル、異性と一度も付き合ったことのないSMの女王様etc…ここショートバスに集うの
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ポリー・マグーお前は誰だ(1966年製作の映画)

3.8



やっと、やーっっっと観れた!念願のポリーマグー。


モデルであるポリーマグーと、その彼女にテレビ撮影のためにインタビューするひとりの男(彼女に恋心を抱く)、彼女に一目惚れをしたどこぞの国の王子様
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ネオ・ファンタジア(1976年製作の映画)

4.0


「ファンタジア」から36年…イタリア産ファンタジアが実はあったようです、それがこちらの「ネオ・ファンタジア」。音楽が好きだ、と言っているくせに、クラシックはまったくと言っていい程聴きません、ですが、
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LSD プロブレムチャイルド&ワンダードラッグ(2008年製作の映画)

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ホフマン、と聞いて真っ先に思い浮かぶのは当然LSD、ですが、そんなLSDが生まれた日のことや、LSDにまつわる話を世界の様々な研究者や博士たちが真剣に語るシンポジウムの様子を収めたドキュメンタリー。
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アスパラガス/スーザン・ピット ドールハウスの魔法(1973年製作の映画)

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(再鑑賞。)


●アスパラガス●
サイケデリック!!の一言に尽きる。アスパラガスのうんちをする女、アスパラガスを大切そうに触る姿はまるで男性のアレを愛撫しているようにしか見えなかった…サイケデリッ
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みかんの丘(2013年製作の映画)

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ひとつ屋根の下でともに暮らす間に生まれた感情は、憎しみをも凌駕する、それがたとえ争い合う関係にある人間同士だとしても、だ。30年戦争をベースに作られたカレルゼマンの「狂気のクロニクル」のワンシーン
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きみはいい子(2014年製作の映画)

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最近よく喋るようになった3歳の息子は、「モモちゃんもココちゃんも、カブちゃんも、ゆーちゃんも、みんないい子なのー?」とあたしに時々聞いてくる。あたしは決まっていつだって、「みんないい子だよ。」って答
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