ゆきの

ピアニストのゆきののネタバレレビュー・内容・結末

ピアニスト(2001年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレってより過激だったので。
40すぎの処女こじらせたオバさんが主人公。童貞だと笑いに変えられるのに、処女ババア×ハネケ=憂鬱核爆弾になる。
毒親の監視下のもと、性への好奇心がすごい。中年女性の性欲は高校男子並みって聞いたことあるけど、まさにそれ。
高校男子とどう違うかって、初めての彼女は白いパンツ履いてて〜〜みたいなウブな妄想とは真逆で、私を殴って!お腹殴って!縛って!みたいなこじらせ具合。実際やられて現実とのギャップに愕然として、ならばご奉仕と意気込むも吐いて、彼に「口が臭い、あっちいけ」とか言われてる姿が本当に滑稽。
そんな経験を経てか最後の胸にナイフをサクッとしちゃう場面は、なぜか清々しかったよ。
ゆきの

ゆきの