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ピアニストのamのネタバレレビュー・内容・結末

ピアニスト(2001年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

前に観て感じたことを改めて言語化しておきたい
私はピアニストが好きだ。

母親に抑圧され続けるエリカの心境を思うと終始息苦しい。
ラストに関しても、御伽話ではないから簡単には終わらせてもらえない。自分で終わらせるほどの勇気もない。エリカのこれまでの"日常"は これからも変わらず続いていくんだなと思うと彼女が可哀想で可哀想で、どうしようもなく愛おしく見えてくる

エリカに対して哀れみを覚え愛しく思っている訳だけど、「哀れみ」は対象に共感し、卑下することで相対的に自身の評価を高めるものだと思う。
私はこの映画を通して自己肯定感を高めているのかもしれないなとおもう そんな自分も嫌いじゃない
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