シンドラーのリストのまこのネタバレレビュー・内容・結末

この映画のことは知っていたけどなかなか観る気になれなく、今回やっと鑑賞。
流れ作業のように人が殺される毎日。ゲームみたいに意味もなく。ドイツの子供達がユダヤ人に罵声を浴びせる。子供も大人も誰でもたやすく殺す側になり得る。誤った教育、扇動、洗脳は怖い。アウシュヴィッツに送られそれが間違いだとわかり送り返される時、助かると喜んでいる女性達と入れ替わりにもれなく死に近づいた一行がすれ違うシーンが悲しかった。生き延びた人と殺されていった人に何の差があった？ユダヤ人全員に名前も心も体も家族友人も人生も命もあった。1100人の命が守られ6000人の子孫へ繋がれている、という救いがあるけど600万人の命が奪われたことを思うとやるせない。