あき

シンドラーのリストのあきのネタバレレビュー・内容・結末

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞作品を観てみようキャンペーン。
長かった……。なかなか話が進まなくて、ちょっときつかった。内容としてはとても興味深い。途中まではあくまで自社の経営と利益のためだったけど、眼の前で無差別に殺されているのを見て考えが変わったみたい。アーモンに「許す」事が格好いい事だと教えて実行させたのは、ものすごいカリスマ性だと思った。
工場を閉鎖する時、警備の兵士達が何もせずに出ていったのは、そこでずっとシンドラーの行動を見ていたのと従業員のユダヤ人達を見ていて、その結果の判断だと思う。戦争は異常な環境下に置かれていて冷静な判断が出来ないだろうけど、前線から離れた場所という事も影響してたのかな。
「救えなかった命がある」と嘆くのは悪い事でないけど、眼の前の救えた命を喜ぶ方がずっと大事。手に出来なかったものよりも、今手にしている物を大切にしたい。
あき

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