渋谷で5時

シンドラーのリストの渋谷で5時のレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.8
3時間ちょいあるけどあっという間


ロウソクのシーンと赤い服を着た幼女以外はモノクロになってます。
全然違和感がありません。
むしろ血の色が赤く見えるような錯覚に途中からなってました。

自分の中で印象的なシーンは2つ

シンドラーと残虐なSS将校で収容所の所長アーモンが
酒を飲んだ後テラスで会話する場面
「皇帝の話を知ってるか? 盗っ人が引き出されて、皇帝の前にひれ伏し命ごいをする。殺されると知っててね。だが皇帝は、彼を許す。その虫ケラを放免する。それが力だ、アーモン。」「力とは、人を殺す正当な理由がある時に殺さないことだ。」
この場面は作品のメッセージ性がとても出てました。

もう一つは
終盤の工場から離れるシーンです。
詳しくは書きませんが、泣きそうになりながら見てました。


是非、見て欲しい作品です。
渋谷で5時

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