終戦間際のプロパガンダ映画。著作権切れなのかyoutubeで視聴可能です。内容は実際の特攻隊員の日常生活・訓練の紹介、遺書の提示、出撃前の最後の様子、そして戦果が数字として表されます。映像史の勉強になり、大戦末期の世相を窺い知る貴重な資料でもあります。

〜戦争ドキュメンタリーシリーズ〜

一機一艦体当たり必死とする“神風特別攻撃隊”の出撃時の様子などを記録した貴重な映像集。

濃い…濃すぎるのよ…一遍いっぺんが。

すごいなぁ、ここまでハッキリ映像として残ってるなんて。

表現の仕方がこれしか思いつかないから言うけど…実際の映像だからこそ、記録資料としてめちゃくちゃ面白い。

還らぬ人となったであろう特攻隊の方々の一人ひとりの顔がよく見える。日常の様子から出撃前の個々の表情まで。

　大空に生き
　　大空に死す

遺書とも言える習字での書き遺し。誰もがみんな字が綺麗で驚く。性格が現れるのか、太く力強く書きとめる人から、流れるように詩のごとく細字で書きとめる人。ここから感じられるものがあるよね。私たちとなんや変わらない「人間」なんだってことが。

仔犬と戯れるシーンが最高。いつまでも観ていられる。

集合して長官の話を真剣な眼差しで聞いてるシーンではこちらまで身が引き締まってしまった。

話し口調が色んな映画で見るまんま！「〜です」じゃなくて「〜である」とか「〜であります」だもんね。

戦闘機の爆音の迫力すごい。離陸時のスピードの速さよ！こりゃ戦闘機マニア泣かせだわ…だってカッコイイもん。

飛び立つ前はみんな朗らかに笑ってる。

なんで笑顔になれるんだろうね…これから死に行くというのに。強い精神力だなぁ。

“祖國のために男らしく立派に逝く”という日本独自の美学

特攻隊員は真の【英雄】です。

もう思い間違うことはないだろう。

80年前にタイムスリップした気分になれた。このシリーズいいわぁ〜他のも観てみよう。

その前に…本作をもいっかい観させてくれっ！！！

〖1940年代映画：戦争ドキュメンタリー：日本映画社：戦記映画復刻版シリーズ：戦記映画・幻の名作復刻版シリーズ〗
1945年製作で、レイテ島に上陸した連合軍に対し、航空機による体当たり攻撃を決行した特攻隊を追いかけた戦争ドキュメンタリー映画らしい⁉️

2024年461本目

• #2024年鑑賞
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