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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのarchのレビュー・感想・評価

3.9
ヘドウィグという人の物語。

この作品にLGBTの問題は持ち込む必要がなくて、もっとパーソナルな次元で彼が自分の起源にたどり着くような物語。

あまり曲は響かなかったけど"愛の起源"は印象深い。
歌詞の「背中合わせの人間」をどう解釈するべきか悩んだけど、やっぱ性という概念がヘドウィグには邪魔でそれがない世界を求めてたのだと思う。
それに人が孤独に生まれる世界で、孤独じゃない2人の世界にも憧れたのかな

凄く狭い物語、画面の奥行の無さが物語るように極めて個人的、それでいて怒りと熱の篭った作品に感じた
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